ボージョレ・ヌーヴォー 2016年

 お久しぶりです・・・今年もボージョレ・ヌーヴォーが解禁となりましたが世間的にはいかがだったのでしょうか。ちなみに、くわな屋ではお陰様で前年度とほぼ同量のヌーヴォーを入荷し、無事に全て売り切れましたし今年も飲んだ方の評価は非常に高くホッとしています。

 しかし、今年は入荷にあたってどれぐらい仕入れるかかなり悩んだ年でもあります。ヌーヴォーを買いにいらしたお客様と会話をした際も「今年は盛り上がりが欠ける。ニュース等でもあまり取り上げられなく静かだった。」そんな会話を随分としました。
 そもそも今年は作柄として出来はどうだったのかというと、まず春先から夏にかけて雨が多く病害の心配もあり、4月~6月にかけて3回も雹が降る被害に見舞われました。この時点で全体的にブドウの収穫はかなり減ると予想しつつも、最終的に日本のスーパーなどの売り場では結局余るだろうとまでは予想しました。不作の年と言われた2012年がいい例です。
 8月頃から天候は持ち直し残ったブドウによるワインはとてもみずみずしくフルーティで例年同様に悪くない年に落ち着いたと思うのですが、くわな屋では結局のところ最も信頼のおけるラフォレさんのヌーヴォー1本に絞ってしまいましたが結果的に良かったと考えています。

 世間的もメディアも、もうボージョレ・ヌーヴォーにはあまり興味がなさそうですよね。ペットボトル入りの安いヌーヴォーは結果的にボージョレのブランド価値をだいぶ下げたと思うし、うん十年に一度の出来が毎年続くよくわからないキャッチコピーもありましたし。

 とはいえ数多くある銘柄の内、美味しいものはメチャクチャ美味しいのもまた事実。くわな屋では来年以降も相変わらずラフォレおじさんのヌーヴォーに絞ってガンガン宣伝していこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

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くわな屋酒店の店長をしております。 好きなお酒は日本酒、ワイン、ビールと主に醸造酒全般。 ありきたりなフレーズになりがちな「造り手の見える」をきちんと実行するべく、商品と一緒に、蔵元の魅力や造り手の個性、その土地の文化なども含めてお伝えすることを心がけています。

メガネはかけてたりかけてなかったり。