先日、久保田千寿 純米吟醸の記事を投稿したばかりですが、またまた久保田の記事となります。
久保田 色々増えていますねー。
しかも前回の久保田 純米吟醸は4合瓶で税込み1,500円を切る比較的リーズナブルな価格帯。対して今回はその逆となります。

ずばり、久保田 萬寿 自社酵母仕込み
名前の「自社酵母仕込」の通り、協会酵母(日本醸造協会)が提供している酵母とは違う、朝日酒造が管理・保管してきた酵母を使用。
使用しているお米は新潟県長岡市越路地域産の「五百万石」。
田んぼは朝日酒造のすぐ真裏などにあたるのですが、蛍が飛び交う水が綺麗なところです。
しかもお米の精米歩合は40%。一般的に五百万石は精米50%以下は非常に難しいのですが、お米の原型を保ったまま長時間かけて丁寧に精米することで可能となったようです。
(精米にまる5日間とか)
五百万石は無事に割れることなく、より少ない精米歩合と同等の品質となりました。
味わい的にも華やかな香りとコクを両立させるのは難しいらしい中、そのバランスは見事なもの。
朝日酒造の部門の一つ、日本酒研究センターには数千種類の酵母が保管してあり、その中からベストな組み合わせで配合されたとか。
既に萬寿がありそのイメージもある中で、朝日酒造100周年記念酒とか久保田 玄寿とかでなく、改めて萬寿であるあたりがこのお酒の魅力なのだと思います。
容量と価格ですが、720mlのみで税込み11,000円。
保管は冷暗所にてお願いいたします。
朝日酒造100周年、久保田発売35周年に登場した「人生の特別な瞬間へ」と送る究極の久保田 萬寿 自社酵母仕込。
高いのかはたまた安いのか、果たして