今年も金賞を受賞。五橋より大吟醸 西都の雫が入荷しました

五橋大吟醸西都の雫

先日、全国で最大規模の清酒コンクールである「全国新酒鑑評会」の金賞受賞蔵が発表されました。

尚、去年2020年はコロナの影響で本選は行われませんでしたので2年ぶりとなります。

今年の出品数は全部で821点。そこからまず入賞したのが413点。更に金賞を受賞した蔵が207点。

出品数の約半分が入賞し、その更に約半分が金賞を受賞します。毎年だいたいそれくらいの割合です。

この数が多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれかなとは思いますが、この新酒鑑評会は各蔵が出品用として少量で専用のお酒を仕込みますので手抜きは一切通用しません。

そんなコンクール用の出品酒であれば飲んでみたいと思いますよね。
特に金賞受賞酒ともなればなおさら。

というわけで、今日紹介しますのは、山口県岩国市の人気酒蔵「五橋」さんの「金賞受賞酒 大吟醸 西都の雫」となります。

今でこそ金賞受賞酒というものは、比較的買える機会も増えましたが以前はほとんど販売されていませんでした。

どの蔵も生産量が少なすぎるので宣伝しづらいなどの理由から。

今でもその多くは別のお酒に混ぜられてしまっています。大きなメーカーほど特に。

以前紹介した朝日酒造の「轍」などにも出品酒が入っている、なんて話を聞いたことがあります。

そんな中でこの五橋さんの西都の雫は凄いです。金賞受賞に限らずに販売されています。

出品酒クオリティの日本酒が通常のラインナップ中にあるという凄さ。なかなか無いですよ。

最後、お酒のスペックについて。
まず「西都の雫」というのは山口県のオリジナル酒米のことです。

味わいは欠点のない高貴な吟醸香と、雑味が一切感じられない軽快な旨口。

原料米は「西都の雫」が75%と「山田錦」が25%の割合で使用。
精米歩合は40%で、酵母は1801酵母と山口9E酵母。アルコール17度。

価格は720mlが3,630円、1800mlが7,260円となります。

父の日、お中元、単純に気になるなど全てにおいておすすめです。