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9月に行われた日本名門酒会の全国大会(展示会)においてその場のみで注文ができた希少な限定酒、「大山 強炭酸十水」のご紹介。
しかも展示会で注文をしても最後は抽選で決まるほどの人気。
倍率まではわかりませんがくわな屋にもなんとか1ケース入荷いたしました。
お酒について簡単に説明すると、十水仕込みで造られた純米酒の生の「にごり酒」。
※ 十水仕込みは仕込み水の量を通常よりも少ない量で仕込む手法。お米と仕込み水の割合が10:10なので十水。
このお酒に似た「発泡の十水」という活性にごり酒は以前も発売しているのですが、今回はよりガス圧を高めるためににごり(滓)を発泡の十水の2倍以上に増やしているとのこと。
実際ガス圧はかなり強く、入荷直後から開封にはかなり時間の掛かるタイプとなっています。
味わいに関しては十水仕込みという製法のおかげか、大山の造りのよさか泡は強いもののきめ細かくバチバチと刺激ではなく、舌触りはシルキーなれど溢れるように膨れます。
濃厚旨口ながらごくごく飲めて口の中は大爆発! 魅力たっぷりな超限定品!
スペックの前に開け方について
この日本酒、開栓注意とラベルにも首掛けにもありますが改めて気をつけてください。
いきなりキャップを取ると取り返しのつかないことになります。
まず買ってきた直後であれば、冷蔵庫に立てて落ち着かせつつよく冷やします。
そしてキャップを少しずつ回しながらガスを抜き、液面の泡が上がってきたらキャップを締めて液面が下がるのを待つ、これを繰り返します。
時間があればガスの抜ける音が確認でき、なおかつ液面は上がってこないその状態を見つけしばらく放置するという手も。
ただし、ガスの抜け方しだいでは想像以上に時間がかかる可能性があるのでご注意を(数十分とか)。
液面の確認に関して普通の瓶ならば問題ないのですが、この強炭酸十水は黒色でそのままだとかなり見えづらいです。
そこであれば小さな懐中電灯を、なければスマホでも大丈夫だと思いますが瓶に近づけて上からライトを照らすと中が確認できるかと思います。
どうしてもすぐに飲みたい場合はボウルを2つ用意して受け止めるという手段もありますが、よりガスも抜けるのでオススメはしません。
この強炭酸十水はキャップが小さく滑りやすくもあるので、その点もご注意下さい。
スペック
720ml価格 | 2000円 |
造り | 特別純米、にごり生酒 |
保管 | 要冷蔵 |
原料米 | はえぬき |
精米歩合 | 60% |
オススメの温度 | 冷酒 |