いっときのブームからはだいぶ落ち着いた感じもしますが、麹で作った甘酒は夏バテ防止はもちろん美容目的や腸内活動の改善にと一年を通して飲みたい自然なエナジードリンクです。
というわけで今回は麹で作った甘酒のご紹介です。酒粕を溶かした甘酒のことではありませんので要注意。
くわな屋でももう何年も前から様々なメーカーの甘酒を取り扱ってきましたが、現状扱っているのはこちら、内山味噌店の「自然米の甘酒」のみとなっております。
酒蔵の造った甘酒ではなく、お味噌屋さんの造った甘酒というのが味噌(うまいこといった)。
決めては美味しさ!
おすすめしたい理由は数多くありますが、何故この甘酒1本に決めたかというと、店長が最初に飲んだときの味の美味しさが決め手だったりします。
そもそも、麹で造った甘酒はお砂糖が入っているわけではないですが、それでも非常に甘いです。
僕らも販売する際に、「もし甘すぎると感じて飲みづらい場合は牛乳やヨーグルトなどで薄めて飲んでください」とは言っていますが、アレンジもいいけれど可能であればそのまま飲めた方が楽ですよね。
で、そんな際に出会ったのが「自然米の甘酒」。(それまで取り扱っていた甘酒も悪くはなかったのですが、酒蔵だけあって製造期間が短く1年を通して欠品が多かった、とかの理由もあります。)
この自然米の甘酒もちろん甘いことは甘いのですが「旨味が強く甘味がマイルド」という印象。
口当たりももともと粒感はないタイプなのですが、お米が綿のようにふわふわと溶けていて他の甘酒には見られない食感でした。
後で聞いたところ、この旨味が強くそのおかげで甘味がマイルドに感じられるのは旨味の強いお味噌用の麹だからこそだそうです。
好みにもよりますので「これでも甘すぎる」という声もありますが、変に希釈しないで飲める手軽さは魅力的です。
機能性も十分凄い(むしろそっちが売り)
添加物のない甘酒も結構ありますが、無農薬の自然栽培米使用にこだわっている甘酒はそう多くありません。
妊婦さんを含め、どなたにでも自信をもって勧められる甘酒です。
今後、小さなメーカーの甘酒は相当減るだろうと思っていますが、この甘酒は残りますよ。是非1度お召し上がりください。