佐賀県より、つい「こうぶ」と読みたくなる光武(みつたけ)の新酒生酒を仕入れました

みつたけ-はつしぼりアイキャッチ 商品:日本酒

九州というと焼酎文化のイメージが強いかと思いますが、実は日本酒も多く存在します。

県でいうとまず1つは福岡県。製造量はともかく酒蔵の数が50蔵以上も存在する全国でも有数の隠れ酒処。

そしてもう1つが佐賀県。数はそれほど多くはありませんが、カルト的な人気の酒蔵が存在します。

そんな中、今回仕入れた光武(みつたけ)は日本酒に関してはあまり知らない酒蔵でした。
 

佐賀県鹿嶋市の光武酒造場とは

みつたけ-しぼりたて720ml

そもそも光武酒造場の主力のお酒は日本酒よりも、焼酎。 芋焼酎の銘柄である「魔界への誘い」は見たことのある方も多いのではないでしょうか。

佐賀県は九州の中で日本酒が盛んでもありますが、やっぱり焼酎文化もしっかりある訳です。

ちなみに、光武酒造場のお酒でくわな屋が最初に扱ったのはジンでした。(銘柄は赤鳥居)。

とまぁ日本酒に関しては最初から興味があったとは言えないのですが、秋に発売された「ひやおろし」を飲んで「これは仕入れたい!」と思い、その時既にひやおろしは蔵元売り切れとなってしまっていたので今回は売り切れる前にと思い「はつしぼり」を仕入れるに至ったわけです。
 

一段仕込みという製法について

まず、このみつたけシリーズの日本酒は製法からかなり変わっていて酒母をベースにするのは変わらないのですが通常の三段仕込みではなく初添で仕上げる一段仕込みという点です。

製法の説明まですると収集がつかなくなるので省きますが詳しく知りたい方はお店で店長に聞くか調べてみてください。

最初、酒母のみの日本酒か!? と思いましたが流石に違いました。

とはいえやはり一般的な日本酒の基準、15度と比べると13度とアルコールもやや低く変わりに酸度は高め。

飲んだ印象

甘そうだけれどそれほど甘くは感じず、アルコールが低い分飲みやすさはあるものの薄っぺらくもなく、しっかり飲み応えは感じます。 香ばしいナッツのような風味もあり熟成するとよりその個性が強く出そうです。

ということで秋に発売されるひやおろしの方が個性は強いですが、よりクセがなく万人受けしやすいのはこちらはつしぼりかもしれません。

くわな屋では冷蔵庫でしっかりと寝かせますので、もし仮に今後しばらく経っても売り場に残っていたら「逆にラッキー」と思って購入していただきたいお酒です。
 

スペック

造り純米吟醸酒、一段仕込み、生酒
原料米さがの華
精米歩合60%
酵母きょうかい901号
アルコール度数13%
保管要冷蔵
720ml1980円
みつたけしぼりたて生-裏ラベル

最後に、肩ラベルについて

肩にある丸いラベル「月」に関してですがこの一段仕込みのシリーズは季節ごとに4種類発売されるようで春をはじめに「花鳥風月」となるようです。

メインのラベルも四季を表す4つの丸が合わさっていますので、季節ごとの味わいが感じてみてください。

みつたけしぼりたて生
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