石川県産の自然栽培米が届きました。(あまり売り物ではないかも)

自然栽培米コシヒカリ

 お久しぶりです。くわな屋酒店店長、桑名秀和です。あけましておめでとうございます

 ほったらかすぐらいならいっそ個人サイトのつもりでやっちゃっていいんじゃないかなと真剣に考えつつ、ぼちぼちblogを更新していきたいと思います。操作とかすっかり忘れていますけどよろしくお願いします。

 今回は石川県産の自然栽培米コシヒカリ玄米30kgが千葉から届きました、というご報告です。
 実はこちらのお米、本来であれば千葉県いすみ市の木戸泉さんのお酒になる予定だったものなのですね。「自然舞」という文字通り自然栽培米で育てたお米を使ったお酒です。

お米と木戸泉手ぬぐい

 お酒になるはずのお米が我が家にやってきたのは、木戸泉さんの方でちょっとしたミスがありお米が余ってしまった、ということでそれならば是非にと「くわな屋(桑名家)」で購入させていただきました。

 正直なところ美味しいか不味いかも今のところ全くわかりませんし、今回だけの商品で定期的に入ってくるような商品でもありませんし、30kgのお米なら普通に我が家だけで消費してもそれほど時間はかからないと思います。

 ですので積極的に販売することは考えておりませんが、「木戸泉が使うほどの自然栽培米だし食べてみたい」という方がいらっしゃいましたらお声掛けください。計算していませんが精米後に約5kgを3000円ぐらいになりそうかな。

 まだ我が家にもお米ありますからこちらに手を付けるのはその後ですが、実際に食べてみて美味しければまたtwitterなりで報告いたします。

 ちなみに、コシヒカリの日本酒と聞いて違和感を覚える方もいるかもしれませんが、意外とよくありますし実際美味しいですよ。

 自分が飲んだ中では滋賀県の萩乃露さんが棚田のコシヒカリで造ったお酒がめちゃくちゃ美味しかったです。

 

 もう少し仕入れて本格的に販売してみてもよかったかな、なんてことも考えてしまいますがゆうパックのお爺さんが大変そうに運んできたのを見て30kg1袋でよかったかなとも思いました。

栃木の蔵元まで足を運び、初呑切りに参加してきました&予約受付中

初呑切り:二ノ宮杜氏と

 昨日になります6月7日
 メインブランド開華を造ります栃木県佐野市の第一酒造まで足を運び「初呑切り」という行事に参加してまいりました。

 どんな行事? かを簡単にいいますと、蔵で貯蔵中のタンクのお酒を複数試飲して最も美味しい1本を決め、それを1ヶ月後の七夕に合わせて販売しようというものです。
 というわけで、昨日その美味しい1本を決めてきまして7月7日に発売します。予約受付中ですので是非ご連絡ください。
 

くわな屋からも近くて遠い佐野市の第一酒造

 
 この第一酒造は栃木県といってもほとんど県境にあり「くわな屋」からも非常に近く、車であれば1時間もかからないぐらいで行けてしまう場所なのですが、当日は当然お酒が入りますので現地まで電車で向かいます。

 それでも、館林からは車で送迎していただけるのでまだマシではあるのですが、まともに電車で行こうとするならば・・・

 北本から高崎線で熊谷まで向かい、熊谷から秩父鉄道に乗り換え羽生へ向かい、羽生から東武伊勢崎線で館林まで向かい、館林から東武佐野線にて田島まで向かい、そこから徒歩で約20分となかなかに過酷。
 

真剣に利き酒してきました

 
 私以外にも30人近い酒屋さんが蔵へ集まり5つのタンクから1本を選んできました。

初呑切り2017試飲

 試飲中は私語もなく、当然中身のスペックは知らされず舌の感覚を研ぎ澄まして1本を決めます。
 お酒は冷えた状態で提供されますが、温度が上がるにつれ味わいは変わります。第一印象で選ぶか、じっくりと吟味して選ぶか。これも人により変わってきます。

 こうして選ばれましたタンクのお酒ですが、インパクトよりもスッキリとしたバランス派。夏の暑い日に飲むのにはピッタリな、万人に受け入れられやすい爽やかなお酒を選べたかなと思います。

 もう1種類、旨味が乗っていて非常に美味しい1本があったのですがね、「夏の酒」というキーワードからはちょっと離れているかなと思って選びませんでしたが、それぞれどのタンクが選ばれても好評いただけるのではないかなという出来でした。
 
初呑切り2017集合写真

スペック

 

  • 造り:純米吟醸、生詰酒
  • 原料米:五百万石、あさひの夢
  • 精米歩合:59%
  • 日本酒度:+3.5
  • 酸度:1.6
  • アルコール度数:17.8%
  • 保存方法:要冷蔵
  • 価格:720ml 1,620円、1800ml 3,240円

驚きの日本酒「雨垂れ石を穿つ 生酒」限定入荷!

雨垂れ石を穿つ 生

 滋賀県の北西、高島市にある萩乃露の日本酒です。
 萩乃露 雨垂れ石を穿つ 生酒

 元々、何年か前に台風の被害が酷かった年、奇跡的に被害を免れた貴重な田んぼのお米を使って何か特別なお酒が造れないか、ということで生まれたのが「雨垂れ石を穿つ」。

 そこで採用したのが「十水仕込み」という製法。
 これは、山形県鶴岡市の大山が近年のこってりとした食事にも負けないような濃厚なお酒を造れないかと色々調べ江戸時代の頃の文献をもとに復活させた製法で、原料米十石に対して十石の仕込み水でお酒を醸すという手法。

 (現在は一般的に原料米10に対して、水の量は14とかそれぐらいになるそうです。)

 十水仕込みで仕込んだお酒は当然ならが非常に濃厚な仕上がりとなり、それを加水調整しても普通のお酒よりも飲みごたえのあるコクの強いタイプのお酒となります。

 とはいえ「十水仕込み」で仕込めばすべて同じ味になるのかというと当然そんなことはなく、今でこそ万能でバランスの良い大山の「十水」も仕込み1年目は「わかりやすい甘口のお酒」という感じがして、くわな屋では入荷しませんでした。

 それが2年目以降は甘さを感じない冷酒からお燗酒まで幅広く対応できる素晴らしい出来となり、好評を得ています。

そして、再び萩乃露の十水

 
 まず名前の「雨垂れ石を穿つ」ですが、「雨垂れ」とは感嘆符(ビックリマーク)を示す言葉でもあり、十水仕込みのおかげか「江戸時代の人はこんなに美味しいお酒を飲んでいたのか!」という驚きがあったそうです。

 だからラベルの模様も、分かりづらいかもしれませんが !!! と並んだ感じになっています。

 肝心の味ですが、萩乃露らしいきれいな旨味のある味わいになっています。
 去年仕入れた生じゃない「雨垂れ石を穿つ」の方がヨーグルトっぽいような独特の酸味があってそれはそれで好きだったのですが、今回のこちらの方がクセはなく全体的なまとまりはいいです。
 

スペック

  • 造り:特別純米 十水仕込み 生酒
  • 原料米:吟吹雪、山田錦(共に滋賀県産)
  • 精米歩合:60%
  • 日本酒度:-5
  • 酸度:1.5
  • 酵母:9号系
  • アルコール度数:15%
  • 価格:720ml 1,580円、1800ml 2,980円