新潟県最北端の村上市に酒蔵のある「〆張鶴」といえば全国を代表する日本酒銘柄の1つ。
かつて巻き起こった地酒ブームや吟醸酒ブームを牽引した蔵の一つで、その華やかな吟醸香と淡麗でキレイな口当たりは今でも全国トップクラス。
とまぁ、そんな〆張鶴の新酒「しぼりたて 生原酒」が今年も入荷しております。
お酒に関する説明
新酒第一号でもありますが、実はこの「しぼりたて生原酒」は「〆張鶴 花」の元になるお酒でもあります。
簡単に説明をすると、しぼりたて生原酒に割り水をしアルコール度数を整える「加水調整」と、熱殺菌の「火入れ」を行い、新潟県限定でしか発売されていない「花」が完成するイメージ。
そのどちらも行わず、しかも出来てからの瓶詰め出荷も非常に早いこともありその味わいは20度もあるアルコールの力強さ、濃厚さ、フレッシュな爽やかさを併せ持つ正に季節の限定酒。
純米系ではないことから敬遠されがちではありますが、〆張鶴のように純米ではない理由に「造りたい味がある」と答えるその芯の強さ、そして味わいを見てみていただきたいなと思います。
飲み方のオススメはラベルにも書いてあるのですがまずは冷酒。
そしてオンザロック。 20度というアルコール度数までいくと、お酒がやや弱い方とか体調によってもそうですが飲みづらく感じることがある程。 店長も40を超えてその気持がだんだん理解できるようになってきました。
そんな時は迷わず氷を浮かべてじっくりと時間をかけつつ飲んでください。
スペックなど
原料米の品種に関しては非公表の国産米。
精米歩合、60%
アルコール度数は19~20度 年によってやや変わり、19度が多かったと記憶しておりますが2024年は20度でした。
価格は720ml 1,350円、1800ml 2,800円となります。