シャルマンワインへブドウの収穫を体験してきました -前編-

 先日の10月8日から9日にかけて、山梨県北杜市白州町にありますシャルマンワインへブドウの収穫体験へ行ってまいりました。

 8日は祝日体育の日で3連休の最終日。本来ならお店にいますが、なかなか体験できるものでもないので無理やり日程を詰めて参加してきた次第です。

 先に結論から言ってしまいますけど、想像以上にワイン造りもしっかりしているしなにより美味しかった。

 実は昨年の収穫の際に私ではなく知り合いの酒屋さんがシャルマンワインの収穫体験をされて様子を聞いていたのですが、雨の中での収穫だったという話やその時の写真からワイン自体にはそれほど期待していなかったというか「体験できればいいかな」とそんな気持ちも結構大きかったのですが、行ってみてだいぶ印象も変わりました。
 

シャルマン地図

 シャルマンワインの場所は山梨県の北西。北杜市の中の白州町。ほぼ国道20号線沿い。すぐ隣に「道の駅はくしゅう」があり、少し先には白州蒸留所もあります。
 周囲にはシャルマン以外のワイナリーはほとんど無いそうですが、白州蒸留所や日本酒の七賢なども近いのでお酒好きからするとバランスよく楽しめてワイン漬けになるより魅力的なエリアかもしれません。

 さて、当日は朝の8時30分頃から収穫開始。畑はメルロ。天候は曇り時々晴れ。10月ですが前日は関東で気温30度を超えるなど台風や異常気象の影響か、前日ほどではないにせよ日中は日が出るとやや蒸し暑い陽気。

 ブドウの収穫というものは、当初のイメージでは房を取ってカゴに入れ、また房を取ってカゴに入れという感じでしたが、現実は大きく違いました。
 房を取ったら虫に食われて穴の空いたブドウや、晩腐病の影響がある実の部分をハサミで丁寧に取り除き、確認をしてようやく収穫のカゴに入れる。房を取ったら座って作業をするようなかなり地道で緻密な作業でした。

 最初のうちは取り除かねばならない部分もかなり多くて「やっぱり日本のワインて環境的にも海外と比べると不利なんだな」と思ったものです。とはいえ場所が変わるとブドウの出来も変わるもので、全体的に見ればタイトルの画像にあるような健全なブドウでした。

シャルマンぶどう畑

 
 シャルマンワインの畑は全くの無農薬ではありませんが、それに近いレベルの減農薬。
 畑の中は様々な虫たちでいっぱいでした。蚊、ハエ、アブ、アシナガバチ、スズメバチ、トンボ、蝶、蛾、てんとう虫、ハサミムシ、ウジ、常に何かしらの羽音が聞こえています。

 多分虫嫌いな人にはちょっと厳しいかも。
 

シャルマン畑スズメバチ

 
 更に収穫が進むと木にぶら下がっているブドウはどんどん少なくなるので、残ったところに虫たちも集まってきます。最終的にはスズメバチだらけの中で収穫をしました。

 房から悪い実を取り除いているとそこにスズメバチがとまってきて、更に手の上を歩いていって・・・ スズメバチはあくまでブドウが目当てなので刺激しなければ特に攻撃されることもなくそれほど危険ではないのですが、やっぱり普段接していないので怖いです。

シャルマン醸造蔵外見

 
 その後、当日は蔵の方も見学させていただき、翌日は収穫したブドウを除梗しタンクへ移していく作業まで行いましたが長くなったので次回更新します。

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くわな屋酒店の店長をしております。 好きなお酒は日本酒、ワイン、ビールと主に醸造酒全般。 ありきたりなフレーズになりがちな「造り手の見える」をきちんと実行するべく、商品と一緒に、蔵元の魅力や造り手の個性、その土地の文化なども含めてお伝えすることを心がけています。

メガネはかけてたりかけてなかったり。