日本酒やワインなどの醸造酒から焼酎やウイスキーなどの蒸留酒においても、おつまみとしてナッツ類はとても優秀ですが調べてみると結構種類は多く味や食感も様々。
そんな中である種究極と言えるナッツはこの殻付きのマカデミアナッツではないでしょうか。
尚、マカデミアかマカダミアか。発音の問題なのでカタカナにするならどちらでも良いでしょうが、この商品がマカデミアと書いていますのでそちらで統一。
ということで今回はくわな屋で基本的に通年販売している、二ダフジャパンさんの素焼きの殻付きマカデミアナッツをご紹介いたします。

マカデミアナッツの特徴、とにかく殻が硬い
マカデミアナッツが究極と言える要因はその殻の硬さ。
自然界最強と言われており、生半可な道具では本当に割れません。
以前、「くるみ割り器(くるみを割る為のペンチのような道具)を持っているから大丈夫だと思う」と、この殻付きのマカデミアを買われたお客様がいましたが、後日改めて殻割り器を購入されていきました。
その際に聞いてみたところ、一応くるみ割り器で割れたものもあったけれども大変すぎたとのこと。
ちなみに店長も以前実験として親指と人差指で固定をしつつ金槌で割れないか挑戦してみたことがありましたが、失敗しましたしオススメしません。
というか多分無理だと思います。
まずそのままだと床や机に傷がつきます。そして殻は滑るので相当キレイに当てないと弾いてしまい飛んでいってしまいます。
なにより怪我をしかねませんので絶対に真似をしないようにしてください。
割る際は専用の殻割り器を使用してください
くわな屋ではこの殻付きのマカデミアナッツと一緒に専用殻割り器も販売しているので初回はそちらも一緒に購入いただけたらと思います。
一応、力の強いクランプを使えばそれなりに割れましたが、殻が飛び散らないように手で抑えながらだと皮膚を挟みそうであったりとやはり危なく、結局この殻割り器で割るのが1番良さそうに思えました。
とはいえ殻は非常に硬いゆえ、殻割り器であっても破片が飛んで目に入らないようになど十分な注意を払っていただきたいです。
下の画像は殻割り器と工具で割った際の比較。
1番右のバイスを使えば流石に画像ほど粉々にはなりませんが、やっぱり一部破片が飛んだり固定が大変だったり工業用の油臭かったり、何より風情もへったくれもありませんので割れるけどオススメはしません。
真ん中のC型クランプはナッツによって割れたり割れなかったりしました。

殻付きのマカデミアナッツの魅力
さて、長く殻の硬さについて説明しましたが、こうなると「中身だけでも売っているのに、わざわざ殻付きを買って力を入れて割って食べる必要ある?」と疑問に思うのではないでしょうか。
パッケージ裏の下の方にも「稀に未熟豆などがあります」と注意書きがありますしそういったものが混ざるのは、殻付きでは仕方のないこと。
そこまでして殻付きを買って食べる理由はあるのかと問われますが、嗜好品としてやはりあります。
理由は4つ。
- 素のマカデミアナッツの美味しさが味わえる
塩すら入っておらず、そして酸化も少ない素の味を楽しめます。 - 食べすぎないこと
お酒が一緒だったりするとついついバクバクと口に入れてしまう、などといった際のブレーキになってくれます。 腹六分目から七分目くらいでお口のお供につまむくらいがちょうどよいです。 - ストレス解消
ナッツの殻が割れる際のパキィンという高い音と手に伝わる衝撃がなんとも心地よい。 店長が殻付きマカデミアナッツが好きな理由はここ。 - 大勢の場で盛り上がる
割る際に大きな音が出るので注目を集めやすく、大勢の場でも話の種になりやすいです。 楽しくもあり、そして美味しさで驚かれます。 多くの方がまとめて買われる理由などはここかもしれません。
実際に販売するまで、果たして売れるのかと非常に不安でしたが思ったよりもよく動いています。
買われた方の反応を見るにこのような理由で間違いないようです。
お酒を始めコーヒーなどにも相性が良く、軽くつまみながら映画・ドラマ・アニメ・音楽などのお供にいかがでしょうか。
店長自身もよくyoutubeなどを見ながら日本酒片手にパキッと割りつつ楽しんでいます。
画像にも書いたけど肝心の価格

さて、肝心の価格はおいくらなのかというと内容量454gで1,580円。
専用の殻割り器は1,600円。
ナッツは外から見たところ50個以上は入っているかと思うので、金額的にそれほど高くはないと思います。
くわな屋立ち飲みでも提供中、週末お試しにどうぞ
とはいえ、流石にハマるかどうかわからないものに最初から3200円も出すのは怖い、という方は是非 金・土・日の夕方から開けているくわな屋の店内奥にある立ち飲み場にて5個300円でお試しいただけます。
お気軽にお試しください。殻の割るコツなども細かくお教えできます。
最後に、殻割り器のメンテナンスですが定期的にネジの部分にオリーブオイルなどを少し垂らして汚れを取りつつ馴染ませておくと回転もスムーズで割りやすいかと思います。
上手く割れなくなったと思ったら試してみてください。