くわな屋では商品をご購入頂いた際、お申し付けいただければ熨斗(のし)紙に名入れさせていただいております。
ギフト用の箱代や一部のラッピング代はまた別ですが、熨斗紙サービスは無料で行っております。(2019年8月現在)
細かい疑問点などはまずこの記事を読んでみてください。
名入れ。手書きの場合
くわな屋では基本的に「手書き」で熨斗紙を書いています。書くのは店長の母親でして、出かけていたり、(高齢ですので)あまり調子のよくないとき、更に連名や会社名などで文字数の多い時はパソコンによる印刷とさせていただいております。
最近は特に手が震えてうまく線が引けないと申しております。
ということで、「 極力 手書きで」という場合は電話予約や、2度ご来店いただくなども考慮していただけるとありがたいです。
手書き熨斗、母の場合
母にサンプルを書いていただきました。
熨斗上は「御祝」のようなオーソドックスなもの以外にもこんな感じの文章もいくつか入れられます。
手書き熨斗、店長の場合
母親不在かつどうしても手書きで、という場合でしたら店長も手書きしますが非常にバランスが悪いです。
筆ペン自体久々に持ちましたが、大きく勢いつけて書けばそれっぽく見えるんじゃないかという思いがよく現れています。文字の曲がり具合がなんとも・・
あとお客様の見ている前だと恥ずかしいので書きません。このレベルでもだいぶ時間をいただきたいところです。
それ以外にも、筆ペンをお貸ししますのでご自身でお書きいただいても構いません。
名入れ。プリンターによる印刷
adobeのillustratorというソフトを使用して編集をし、印刷します。よほど複雑でなければ5分もあれば印刷できます。(混雑次第で変わります。後から来たお客様でもレジ打ちだけはそちらを優先したり)
パソコンによる印刷は店長の勤務時に対応致しております。基本的に店長は午後12時~閉店までお店にいます。(配達や出張での不在時はご容赦ください。)
現在、書体は「昭和楷書」という書体1つのみですが、今後状況を見つつ増やしたいと考えております。
特に他店との比較はありませんが、サッと編集して印刷できる書体としてはいい方だと思いますがいかがでしょう。御祝の文字を思いっきり大きくとかも一応可能です。
パソコンによる印刷時の注意点
パソコンによる印刷は手軽で正確ですが、書体に文字のデータが存在しないと印刷できませんので普段使用しない文字を使う場合などは注意が必要です。
例えば「高」の旧字体「髙」。一応機種依存文字にあたりますが、フォントが対応できますので普通に印刷が可能です。
パッと思い浮かんだのが「吉」の上が土になっているもの。この文字はフォントとしてはお手上げす。くわな屋では筆文字以外の明朝体などのフォントでも印刷は無理そうでした。
突貫で編集をし、それっぽい文字を出すことができるものもありますが、他の文字とのバランスなど含めて店長には良し悪しの判断をつけ辛いですので期待はしないでください。
どんな熨斗紙を用意しているか
ここはらは普段用意してある熨斗紙をザックリと紹介します。が、その前に注意点。
それぞれの用紙の説明などはマナー等を説明しているサイトを観ていただけたらと思います。
それと、地域性や宗教、宗派等でも違いがあったりしますので、かしこまった場合などはサイトだけでなくそのあたりも調べておくとよいかもしれません。
お祝い用の熨斗紙
一番よく使用する慶事全般に使用できます。そのためサイズも美濃判(B4用紙より少し大きなサイズ)から様々揃えてあります。
結びきり
すでに「寿」までプリントされているものもありますが、こちらは主に結婚祝い用。他「快気祝い」などおめでたいけど、人生で何度もおきてほしくない事柄に使用します。
上棟式専用熨斗紙
上棟式(建前)専用で使用する熨斗紙です。角樽の絵とすでに「祝上棟」の文字までプリントされています。
元々お酒の二本縛りは角樽をイメージしているともいわれており、角樽自体もお祝い事全般に使っていただけるものなので、角樽の絵は別に上棟式以外にも使ってもいいような気もしますが、もっぱら上棟式専用となっております。
尚、地鎮祭の際は慶事用の熨斗に上は奉献がこの辺り(埼玉県北本市)では一般的でしょうか。
弔事用の熨斗紙
熨斗上にお返しとして万能な「志」がプリントされているものが一番使用します。それ以外にももちろん対応致します。
短冊熨斗
くわな屋ではお中元やお歳暮など、季節の贈り物の際にもっともよく使用しています。