キャンプブーム終焉の象徴ともなったニュースが記憶に新しい新潟県三条市のスノーピークではありますが、キャンプが趣味の店長から見て品質の良いキャンプギアが多く仕事を抜きにもやっぱり好きなメーカー。
そのスノーピークは久保田を造っている朝日酒造とコラボをして日本酒も開発しています。
その日本酒「久保田 雪峰」は季節限定商品ではありますがスノーピークの直営店や久保田正規取扱店で販売。つまりはくわな屋酒店でも販売されております。
久保田 雪峰は季節に合わせて2種類造られており、今回発売されたのは爽やかで軽快な味わいの、白い春の日本酒。
「久保田 雪峰 爽醸 (以下 爽醸)」です。
久保田 雪峰が発売されるに至ったいきさつ
最初はスノーピーク側が朝日酒造に声をかけたことがきっかけでコラボがスタートしました。
山井太社長が昔から久保田の山廃純米大吟醸である「碧寿(へきじゅ)」を好まれていたことが理由であり、店長もそれを聞いて「なるほどなぁ・・」と思ったものです。
アウトドアで飲むなら山廃仕込みの碧寿は料理も温度も万能で焚き火でのお燗酒にも相性が良いですし、値段を除けば定番シリーズの中で1番適していると思います。
そうしたやりとりを経て最初に生まれたのが黒い「久保田 雪峰」
こちらは例年7月と9月に発売。
碧寿よりも更にハイスペックな萬寿と同等の原料米精米歩合を用いて、碧寿と同じ山廃仕込みで造った日本酒になります。
夏から秋にかけてのアウトドアシーンをイメージで造られたようで雪峰の発売後に「四季に対応するには1種類では足りない」、ということで後から加わったのが今回紹介しています「雪峰 爽醸」になります。
現状真冬に対応した雪峰というものはまだ存在しないので今後そういったものが出てくるのかどうかはわかりませんが、今回の記事では爽醸を伝えたいだけですので一旦他の雪峰は忘れて、爽醸に興味を持っていただけたらと思います。
久保田 雪峰の味わいや飲んでほしい場面など
容量や価格は通常の雪峰と同じ500mlで税込み3,850円。
純米大吟醸で原料米や造りの精度は萬寿とほぼ同等。
しかし萬寿よりも華やかで開封すると華やかなリンゴ系の吟醸香が立ち上ります。アルコールが14度と他の久保田よりも1度低くその分も含めて軽快。翠寿並みに透明感のある久保田です。
店長はキャンプでも飲みましたが、イメージでは泊まりのテント泊よりも天気の良い日に、ピクニックとか運転手をつかまえてデイキャンプで飲みたい久保田。
お花見にももちろん適しているとは思いますが店長は普段あまり「お花見で是非・・」とは言わなくて、理由は4月を迎えてから発売されるこの爽醸、例年ですと関東では既に桜は散った後になってしまいます。
そんな中、2024年は奇跡的に桜が満開になる前に発売されました。
是非夜桜がきれいなところで、美味しいものを食べながらこの爽醸を飲んでほしいなぁと思います。
ギフト用としても大変好評です
アウトドアを抜きにすると白い見た目も評判が良く箱も付いていることから、実際にはギフト用としてよく売れていますが1点だけご注意を。
筒状の箱なので包装の際、ちょっとだけ上下の部分が綺麗にいかない場合があることをご容赦ください。ちょっとだけ・・
それ以外は全く問題ございません。
改めてスペックなど
原料米は麹米に新潟県産の五百万石 精米歩合50%、掛米に新潟県産米 精米歩合 35%
造りは純米大吟醸、アルコール度数14度、日本酒度+2、
メーカーオススメの温度は冷酒~常温。
メーカーオススメの料理は山菜の天ぷら、グリルハーブチキン
容量は500mlのみで価格は3,850円。
保管の際は要冷蔵ではありませんが、直射日光を避けて冷暗所以下の温度でお願いいたします