〆張鶴の梅酒が入荷しましたが、そもそも〆張鶴が梅酒を造っていることを知ってました?

〆張鶴梅酒

〆張鶴といえば新潟県を代表する酒蔵の一つで、場所は山形県に隣接する下越地方の新潟県村上市。

吟醸酒ブームから今の今まで日本酒業界を牽引してきた蔵の一つです。

店長の主観もありますが昨今の人気銘柄と比べると限定酒等はそれほど多くはなく、定番酒こそ美味しい。
季節限定酒も出してはいますがその年にしか発売されないといった希少なものも少なく、それぞれそれなりに数量は作っているイメージです。
 

〆張鶴が日本酒以外で唯一造っているお酒

〆張鶴梅酒ボトル

そんな〆張鶴が造っている日本酒以外の唯一のお酒が実は梅酒。
しかもホームページなどを見ても他の定番酒にしても同じではありますが一切説明無し。
なかなかに面白いですよね。

実際のところどうなのかというと、厳選された大粒の梅を〆張鶴の原酒で仕込んでおり原材料は清酒と梅と糖類のみ。
シンプルながら日本酒を使用していることで加えている糖類の量も蒸留酒と比べると少なく、そして日本酒ならではの旨味も加わるのでさっぱりしつつも非常に奥深い味わいに仕上がっています。

結構昔から造られてはいるものの埼玉だと〆張鶴が梅酒を販売していた事自体を知らない人も多いのではないかなーとは思いますが、やっぱり地元の新潟ではすぐに売り切れるほど人気だとか。
 

パッと見シンプルなラベルも実はこだわっていて、デザインをされたのはイラストレーターの安西水丸さん。
もう亡くなられている方ですし彼の絵はよくわからないという方も多そうで、自分も間違いなくそちら側ではありましたが調べていくとだんだん良く思えてくる奥深さがあります。
本とかも色々と出している方なので調べてみていくと面白いですよ。
 

容量は500mlで価格は1,560円。アルコール度数は12度。
量がやや少ないことも含めて今年ならお花見で飲むのは特にオススメ。関東で4月にお花見できるとかそうそうなくなってきていますので。