寒くなったのでお燗に向くお酒を2つご紹介

澤乃井銀印と大山十水

急に一気に寒くなりましたね。
秋はどこへ行った? という感じですが、この寒さとなるとやっぱり「お燗酒」が恋しいものです。

ということで、普段はあまり新入荷以外の定番酒って紹介することが少ないのですが、2つほどお燗酒にもぴったりな日本酒を選んでみました。

澤乃井 純米銀印 / 純米酒 / 1800mlのみ 2,080円
大山 十水 / 純米酒 / 720ml 1,386円 / 1800ml 2,904円

お燗酒も温度による飲み方を含め様々な要素があるのであくまで一例です。
そのうちまた違ったお燗に向いたお酒も紹介したいと思います。(生もととか、山廃とか)
 

澤乃井 銀印

澤乃井は東京の青梅市にある酒蔵です。
東京の中でも最も西に位置する蔵だけあって、自然の豊かさや水の綺麗さは地方の蔵元にも引けを取りません。

そして銀印はくわな屋で最もリーズナブルであり、精米歩合80%の低精白な純米酒。

お米のコクもありますがキレもよく、普段純米酒を選ばれる方へは年間を通して毎日の晩酌用としてもオススメしたいです。

常温でもいいですし、燗にするなら50度以上の熱燗がオススメです。
 

大山 十水

山形県の鶴岡市。米どころとして有名な庄内平野にある蔵元です。

十水は仕込み水を減らした「十水仕込」という製法の日本酒であり、旨味、深みがありつつ後味のキレも良いどんな温度でもどんな食事にも合わせやすいオールラウンダーな日本酒です。

と、そんな十水はぬる燗(40度)~飛び切り燗(55度)まで好きな温度で飲みましょう。
蒸し器で燗をつける「蒸し燗」などは手間ですが、とっても口当たりの柔らかい風味も残る優しいお燗になります。
 

最後に

お店などではともかく、家でお燗酒をする場合はとにかく手軽さを目指すのが良いと思います。

まずは電子レンジでもよいので「とりあえず温めてみよう」という感じで試してみることをオススメします。

失敗もあるかとは思いますが、お酒の世界が広がります。