毎年2月4日の立春の日に発売される予約限定の日本酒、「立春朝搾り」というものをご存知ですか?
立春朝搾りは当日に搾った貴重な日本酒です
通常の日本酒の造りではお酒を搾るのにまず1日かかり、一旦タンクへ貯蔵され後に瓶詰めされます。
配送にも近場であっても最低1日以上かかります。
シーズンの最初に発売される新酒のしぼりたてであっても、搾ってから数日経てようやくお店に並ぶものです。
しかしこの立春朝搾りは2月4日の夜中0時、日が変わった瞬間からお酒を搾り始めて即座に瓶詰めをします。
配送の問題は、酒屋さんが自ら蔵へお酒を取りに行くことで解決します。
(場合によっては手間のかかるラベル貼りも酒屋さんが手伝います)
こうして本来なら酒蔵へ行って見学もさせてもらい、運が良ければ試飲できるといったような貴重なしぼったばかりの日本酒を気軽に思う存分味わうことができます。
春を迎える縁起の良い祝い酒
この立春朝搾りはできたてということ以外にも大きな特徴があります。
まず、発売日である立春は春の始まりを祝うおめでたい日。
暦の上では大寒の直後ですから当然非常に寒いのですが酒造りにはむしろ適しており、気温が上向き始める立春は新酒を味わうのに最高の時期。
更に2月4日当日、お酒が瓶詰めされ近隣の酒屋さんが集まったタイミングで蔵まで神主さんにお越しいただいて一同お祓いを受けます。
このお酒に関わる、造り手、売り手、飲み手、場合によっては届け手などすべての人の無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願。
とっても縁起の良い日本酒なのです。
お酒の味わいや開華の蔵についてなど
肝心の味わい等に関してですが、そもそもこの立春朝搾りは今年ですと全国43の蔵元が同時に開催し、その酒屋はなるべく近い蔵元へお酒を取りに行きます。
くわな屋の場合は、栃木県佐野市にある第一酒造「開華」さんへ行きます。
くわな屋が開華へ行く理由は様々なのですが、立春朝搾りが最初に行われたのが1998年でその時は全国で開華のひと蔵のみの開催でした。
そういう意味でも開華は立春朝搾りにおいて非常に歴史のある蔵元ですし、何より開華の酒質は甘さ辛さのバランスが非常に良く、フレッシュで透明感のある綺麗な酒質でツウの方からビギナーまで幅広く楽しんでいただける酒質が多いです(味わいは年によって微妙に変化があります)。
以前はよりフルーティで少し艶のある甘みがあり、これはこれでとても好きだったのですが少しずつ変わっています。
どちらがいいとかも人によってはあるでしょうが、店長自身はそういった変化も含めて楽しんでいます。
だからくわな屋にとっては立春朝搾りといえば開華!
これは譲れません。
造りは純米吟醸の生原酒。お米は夢ささら、五百万石の2種類で精米歩合55%
価格は720mlのみで税込み1,980円
生原酒ですので当然ながら要冷蔵。この時期であれば比較的保管も容易ですが、開封後は特にササッと早めに飲んでしまうことをオススメします。
注文からお引渡しまでの流れ、注意事項
まずは店頭にて直接でも、電話でもメールでもLINEでも構いませんので予約のご連絡をください。
( instagram、facebookは見逃す可能性があるのであまりおすすめはしません)
締切は1月23日の火曜日までとなります。
ただし、本数に余裕のある場合もありますので忘れていた方などは、締切りを過ぎていても一応ご連絡いただけたらと思います。
お名前とお電話番号を添えて注文本数はお忘れなく。
店頭でのご予約の場合は先払いも可能です。
メール等の場合は遅くとも1営業日中に返信致します。
注文をしたことを忘れないようにだけご注意ください (笑)
もし忘れそうという方は2月4日にご連絡を差し上げることも可能です(要メールやLINE等)。
後は2月4日までお待ちいただき、当日12時以降にくわな屋へ来ていただければお渡しできます。
(実際には、もう少し早い時間にお店に戻れるかと思いますが、当日の写真をまとめたり余裕を持って12時としております)
お支払いは商品引渡し時で問題ありませんが、よほど本数が多い場合や遅くなる場合は先にお支払いをお願いすることがございます。
お支払いを頂いていない状態で一週間以上ご連絡がつかない場合には、他の方へお譲りする可能性があることをご了承ください。
ところで、今年は瓶の色が緑色から深緑系?に変わるそうです。
理由は空瓶が全国的に不足していることが理由で、以前のものよりもコストは高いとか、そういう意味でもオススメ(笑)
是非、ご予約お待ちしております。