真澄の純米吟醸生原酒しぼりたてが入荷。都内の試飲会にて店長イチオシの日本酒です

真澄しぼりたて純米吟醸生原酒
試飲会の様子

先日、都内で行われた名門酒会のしぼりたて新酒の試飲会へ行ってまいりました。
業者専門の試飲会で、ざっくり60種類もの日本酒を試飲できるという貴重な機会です。

試飲の最後にはアンケートがあり、どの日本酒がよかったかを書き込みし投票、翌日にはその順位が発表されるという内容です。

ブラインドの試飲会ではないので銘柄による思惑は色々とあるでしょうが、やはり上位の日本酒というのは相応の美味しさがあるもの。

そんな中、今回の試飲会にて店長的には圧倒的1位、全体での結果は2位に輝いたのがこの真澄の生原酒でした。

1位に選ばれた日本酒はフルーティな香りが非常に強い甘口の日本酒で価格もかなり差のある日本酒でしたので、一口ではなく普通に飲めば尚のこと総合的にはこの真澄の方が人気が出たのでは? と思います。
 

真澄 純米吟醸生原酒しぼりたて

真澄しぼりたて純米吟醸生原酒

そんな真澄は言わずとしれた長野県諏訪市の日本酒。

リンゴ系のフルーティな吟醸香が程よくあり、フルーティな日本酒らしく口に含むとジューシーな旨味を感じます。

ただ、この真澄の日本酒の凄いなと思ったところは非常にスッキリとしているんですよ。

日本酒度的にはマイナス3で、この数値での辛口の日本酒は流石にやや無理があるといった感じですが辛口よりに感じるという意見もあったほど。

このフルーティさでこのスッキリ感、バランスは別格。

仕様酵母が真澄の自社酵母、きょうかい7号系だそうですが醸造協会で提供されているものとはそれなりに違うのでしょうかね。

新政の6号酵母もそうですが、クラシカルな7号酵母でここまで香りなどが引き出せるとなると夢が広がります。
 

当初この日本酒は仕入れるつもりはあまりなかったのですが、これは仕入れないわけにはいかないといった日本酒でした。
 

スペックなど

造りは純米吟醸の生原酒、当然ながら要冷蔵。
寒くなってきましたが生原酒ですので一応1月2月の極寒でないならば冷蔵庫にて管理いただきたいです。
飲む際も飲み切る分以外は温かい部屋に持ち込まないほうがよいでしょう。

原料米は麹米がひとごこち、掛米が山恵錦。精米歩合は共に55%

酵母は自社酵母(7号系酵母)、アルコール度数は17度、日本酒度はマイナス3となっております。

価格は720mlが1,782円、1800mlが2,970円。

冷蔵庫に入るならば、一升瓶のほうがだいぶお得ですね。

昨今、明らかに一升瓶のほうがかなりお得な日本酒も多く、聞くところによると飲食店応援という場合も多いです。(この日本酒の価格差に関してはわかりませんが)
 

年末を楽しむ日本酒として最高だと思いますので売り切れる前に是非お求めください。
 
 

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