長野県の木曽の日本酒、七笑。
フルーティ系としてではありますがここ最近完成度、まとまりが非常にいいんですよ。
そんな七笑より面白い日本酒が登場しましたので仕入れました。
純米酒 プロトタイプ 五割麹仕込み
一般的に1仕込みにおける原料米のうち、麹米の割合は2割ちょいで残りが掛米。
他の蔵の話ですが使用割合が3割になるだけでも、三割麹仕込みという商品が出るほどこの割合は蔵によってもほとんど変わることが無いそうな中、七笑は麹5割という商品をこの度発売。
麹割合の高い日本酒は何度か飲みましたが、とはいえもっと飲んでみなくてはわからない、という思いもありました。
(ちなみに、麹10割という商品も蔵によってはあったりもしますが実質的には9割9分とかで、本当に麹米100%のお酒を造ると酒税法上日本酒から外れてしまい税金が高くなります 笑)
麹の割合が増えるとどうなるのか、一般的には甘味や酸味が増えると言われています。
もちろん、味わいは酵母や製法等その他の要素によっても変わりますが、昨今の甘くフルーティな日本酒とはまた違うニュアンスのジューシーで旨味の乗った甘酸っぱさを味わっていただきたいです。
甘酸っぱいとはいうものの、昨今のフルーティ系なお酒と比べるとそこまで甘くは感じないかと思います。
スペックなど
原料米は滋賀県産の吟吹雪、精米歩合は60%、酵母はラベルには記載されていませんがきょうかい7号系のようです。
アルコール度数は14度。
仕入れは720mlのみで価格は1,739円。是非お試しください。
