上喜元の限定生酒、農(みのり)の入荷

上喜元農生酒

山形県酒田市の限定生酒です

 
言わずとしれた山形県酒田市の銘酒「上喜元」より限定の生酒が入荷しました。

その名も純米吟醸 農(みのり) 生酒
農と書いてみのり。読めなくはないのですが、必ずふりがなをつける必要があるのが面倒に感じてしまったりなんだり・・

名前はともかくさすが上喜元、抜群に美味しいです。
そもそも上喜元を造る酒田酒造。知っている方もいるかと思いますがとにかく、全国各地の様々な酒米を使用します。
毎年品種違いだけでも20種類以上、産地違いも含めると30種類以上のお米を使い50種類以上の原酒を仕込むのだとか。

そう聞くと米作り自体にはあまり携わってないのかな? と考えるかもしれませんが実際は上喜元というのは「米作りから酒造りまでの一貫造り」を掲げており、社長であり杜氏でもある佐藤 正一氏を始め、蔵人達も米作りをしているからこそ農業を表す「農(みのり)」という名前のお酒が出来上がったわけです。

スペックや味わいに関して

 
使用しているお米は、「山田錦」と「出羽きらり」。このうち出羽きらりが上喜元で栽培したお米になります。
お米としての値段は安めながら、非常にいいお米で簡単に言うとコストパフォーマンスの良いお米です。更に、自分達で栽培しているだけあってクオリティも文句なし。

肝心の味わいですが、上喜元らしい上品な吟醸香の香る軽快でバランスの良い辛口の食中酒になっています。

価格は税込みで、720mlが1,520円1800mlが2,980円
日本酒の値段もだいぶ上がってきて、3000円オーバーが増えてきた中、この味でこの価格はコスパいいですよ。

というか、この農というお酒は通常の火入れバージョン限定の生酒バージョンがあるのですが、どっちも同じ価格なんです(くわな屋に関してはですが)。
確かに、火入れという行程は省かれてますが、通常は火入れと生酒のお酒があったら生酒のほうが輸送も管理も変わりますしそっちの方が高くなる中、同じという設定。やっぱり安いですよ。

是非、お早めに。