コロナは本当に厄介ですね。
メーカーも営業ができず、くわな屋も試飲をする機会が減り入荷を躊躇ってしまう。そんな影響もかなりある中で新しいお酒のご紹介。
新潟県の上越市柿崎区より。
越路乃紅梅(こしじのこうばい)を醸す頚城酒造さんの限定の生酒になります。
越路乃紅梅 純米吟醸 越淡麗 生酒。
とっても上品な口当たりと旨味。
「越淡麗」とは新潟県独自の酒米であり、新潟県の蔵しか使用しておりません。
そんな中で店長もここ数年、色々と越淡麗のお酒を飲み比べてみています。
全体的にこのお米で造ったお酒は非常にふくよかで雑味がなく「淡麗か？」と聞かれると決してそんなことはないのですが、さすが新潟県が威信をかけて開発した吟醸酒用の酒米というだけありハズレなし。
もちろん、蔵元もいいお米だからこそ気合が入るとかそんな理由もあるのでしょう。
この越路乃紅梅の越淡麗生酒も例にもれずとても上品な仕上がりで、繊細な和食にもよく合う純米吟醸らしいキレイな食中酒です。
ちなみにこのお酒、毎年本来は雪室で熟成させるのですが19-20年の冬を覚えていますでしょうか？
非常に雪が少なくその影響で雪室は残念ながら作れませんでした。
おかげで特別仕様で熟成されています。
サイズは720mlのみで一升瓶はありません。
そして生酒ですので当然ですが要冷蔵とはなりますが、ぜひお試しあれ。
