来週は父の日ですので、プレゼントにピッタリじゃないかな、という日本酒を紹介したいと思います。

榮万寿(さかえます)。
名前もいいですよね。
群馬県館林で造られている全国でも最小規模の酒蔵です。
榮万寿のお酒は大きくわけて2種類。精米歩合55%のものと50%のもの。
ただし、榮万寿のお酒は熟成による変化を楽しめるように考えられており、ヴィンテージの違いや生酒などラインナップは結構多いです。
その中で一番新しい2019年、精米歩合50%の生酒バージョンをご紹介。
生酒は限定酒ですよ!
お米は新潟県産の五百万石。
それをギリギリの50%まで磨き、低温で超長期間に渡り発酵させます。
その酒造りの細かさ、丁寧さはそこらの蔵の出品酒よりもこだわっていますよ。
ただし、榮万寿のお酒造りはものすごい丁寧でこだわりも強いのですが、年ごとのお米や酵母の性質の違いで造りを変えるなどは一切行いません。
だからこそ、年ごとに違いが現れて複雑な面白みが出てくるんですよ。
新しいヴィンテージの方が熟成感が強く出ているなんてこともあります。
精米50%の味わいですが全体的には優しい風味で、非常に雑味のないキレイで飲みごたえのあるお酒が多いです。
ワインボトルに入っていてラベルもワイン風ですが、味わいはしっかりとした日本酒ですのでご安心を。
要冷蔵であることと、開ける際にワイン用のオープナーが必要なことだけ注意してください。
ぜひ今のうちにお買い求めください。