手取川の新酒が2種類入荷、片方はスッキリ純米酒、もう片方は活性にごり

手取川しぼりたて生原酒、白寿

石川県の人気の酒蔵、手取川より2種類の新酒が入荷いたしました。

片方は「手取川 しぼりたて純米生原酒」、もう片方は「手取川 純米にごり酒 白寿」どちらも要冷蔵の純米の生原酒となっております。
 

手取川 しぼりたて純米生原酒

手取川しぼりたて純米生原酒

手取川のシーズン最初の新酒。

これぞフレッシュ&フルーティといった感じで普通の純米酒ではありますが、純米吟醸と言われても納得のいくすっきり感と華やかさを併せ持っています。

開けたてだと特に発酵由来のピリッとしたガス感も昨今の人気の要因、ですがあくまで微発泡にも満たない微微微発泡くらいのガスなので消えてしまったとしてもこのお酒の価値を下げる要因にはならないでしょう。
(むしろガスが消えたらそれはそれで2種類の日本酒を楽しめてラッキーくらいに思っていただきたい)

総合的にはガスが無い方がバランスは取れている、かもしれません。

スペックなど

造りは純米酒の生原酒。

原料米は石川県の酒造好適米「石川門」、精米歩合は60%なので実質的には吟醸も名のれるスペック。
そしてアルコール度数は14度、酵母は公開されていませんが原酒としては低アルコール。

価格は720mlが1,540円、1800mlが3,080円となっております。
 

手取川 純米にごり酒 白寿

手取川 純米にごり酒白寿

基本的にはしぼりたて純米生原酒と同様のスペックのにごり酒生原酒。

しぼりたて生原酒も僅かなガス感がありますが、こちらのにごり酒はしっかりと発泡感があり首掛けにも開栓する際の注意が書かれています。

この白寿に限った話ではありませんが、生酒のにごり酒は基本的にほぼ全てガスが入っていると思って開栓する際は気をつけてください。
(遠心分離機等で酵母を除去しているなど、瓶詰め後もガスがないものも中にはあります)

で、この生酒のにごり酒って出荷直後よりもそこから少し経ってからのほうがガス圧がより高まったりします。

くわな屋ではこちらの白寿は720mlしか仕入れていませんので、万が一開栓時に吹きこぼれそうになった際はすぐキャップを閉めるようにしていただければと思います。
(尚、一升瓶タイプの蓋でガス圧の強いお酒を開けたい場合は一応コツもあります)

開封の話にばかりなってしまいましたが、ガスのおかげもあり爽やかで飲みやすいにごり酒となっております。
濁り的には濃すぎず、うす濁りよりはしっかりあります。

スペックなど

ほぼ、しぼりたて純米生原酒と同じで造りは精米60%の純米、お米は石川門。

入荷しているのは720mlのみで価格は1,540円。

しぼりたて純米生原酒と比べて飲んでみるのも面白いのではないでしょうか?