どうも、いつもありがとうございます。くわな屋店長です。
新しいことを一つ始めると以前のものが蔑ろになる。
最近はblogを放置放置気味になっていてsnsや毎週作っているチラシの作成とかそちらに力を入れていました。
blogの方も考えてはいたんですけどね・・・考えていたんですよ。
まぁ所詮は地方のいち酒屋のblogですので、ゆるくゆるくやっていこうと思います。よろしくお願いします。
萩乃露のご紹介
ということで本題、新しい日本酒の紹介となります。
滋賀県の萩乃露より、新しいお値打ちな純米大吟醸のお酒が入荷したのでご紹介いたします。
蔵の場所は琵琶湖の北西に位置する高島市。

JR線 近江高島駅から普通に徒歩で行ける距離ですし、その近江高島駅は京都から1時間くらいと比較的交通も悪くないので興味のある方は立ち寄られてはいかがでしょう?
有名な白鬚神社も、駅からは少し距離はありますが近江高島駅が最寄り駅になります。
尚、googleで検索をすると福井弥平商店と出ますが萩乃露の蔵元はそこで合っています。
(普段はあまり蔵元の名前は言っていないんですが、ごめんなさい)
店長は2017年の1月、京都へ寄ったついでで蔵まで見学に行きました。
ちょうど大雪のタイミングだったので大変でしたが風情のある街並みに驚きました。時間があれば散策していきたかったのですが・・
萩乃露さんのお酒で他にくわな屋が毎年必ず仕入れるようにしているのは「雨垂れ石を穿つ」というお酒。
十水仕込みという一般的よりも少ない仕込水で造る季節限定のお酒なのですが、それ以外に関してはその時々といった感じ。
今回仕入れた「萩乃露 純米大吟醸無濾過」というお酒も、来年以降も仕入れるかどうかは今のところ不明です(笑)
というか、若干いいわけですが以前仕入れたことのある萩乃露さんの季節商品などはかなり入れ替えも多いようで今ではもう作っていなかったり、地元でしか販売されていなかったりということも多いのですよ。
だいぶ脱線しましたがいよいよお酒の説明です
そもそもこのお酒はメーカーの説明文にまずこう書かれています。
日本酒の最需要期を前に、コロナ禍で苦労されている酒販店様や飲食店様にも、そして不自由な思いをされている日本酒愛好家の方にも、リーズナブルな純米大吟醸酒はお喜びいただけるのではないかと思い企画しました。

とのことで「あまりコスパコスパというのも違うよなー」とは思いつつも、この機会だからこそ飲んでいただきたいお値打ちな純米大吟醸であったりします。
次に造りやスペックなど。 (やや専門的な言葉も増えますがご了承下さい)
使用しているお米は掛け米も麹米も共に山田錦(兵庫)を中心に、吟吹雪(滋賀)、短稈渡船(滋賀)と3種類のお米を使われていて精米歩合は50%の純米大吟醸。
造りは速醸酒母、酵母はきょうかい9号系ときょうかい1001号の2種類の酵母を使い、アルコール度数は15度、日本酒度は-5とのこと。
火入れ(熱殺菌)は行われているので保管は常温でも大丈夫です。特にこれからの季節は直射日光さえ避ければ全く問題ないでしょう。
蔵元では1度という定温でじっくりと熟成。
大吟醸らしい華やかな吟醸香があり、口に含むと滑らかな旨味がジュワッと広がります。
高級感はありますが極端な味わいではないので食事への相性も悪くないかと思います。
価格は720ml(四合瓶)が1,760円、1800ml(一升瓶)が3,300円。
ここ最近で日本酒もまた多くが値上がりしていますので、純米大吟醸でこの価格は間違いなくリーズナブル。
味わいはさすが萩乃露、お値段以上の美味しい造り。
コロナ禍以降、メーカーによってはスペックだけは立派だけれど味は今ひとつ、というものもぼちぼち見かけましたから。
ラベルもシックな藍色に金色のロゴはかなり高級感があり、実物は目を引きます。
まぁ、箱もないですしもっと豪華な見た目のお酒も多いですが、適度な手土産やお歳暮などにもよいのではないでしょうか?
もちろん、自分用にまとめ買いもお受けしますよ。
あとがき
久々のblog更新でもあったので、普段だったら必要のない箇所はカットをするのですが、今回はなるべく思うままに書いてみようと思い少し長めの記事となりました。
短い文章はsnsでいいやという感じでしょうか。
blogならではの方向性も探っていきたいところです。
※ 尚、この日本酒は季節限定の商品ゆえ売り切れの際はご容赦ください。