年が明けて1月~3月頃までは特に新酒のシーズン。
売れ行きとしてはシーズン序盤となる年末の方がよかったりもしますが、本当に美味しい新酒はやはりその年のお米の特性を学び最も寒い時期に本気で造る吟醸系の日本酒。

そんなこだわりの日本酒がこれから多く出てきますよ、ということでまずは「久保田 千寿 吟醸生原酒」が今年も無事に発売されました。
名前の通り、久保田シリーズの中でも1番の定番酒として知られる千寿の生原酒バージョンになります。
味わいは爽やかで濃厚。
普通の千寿は名前の通り「吟醸酒」なのですが、原酒(加水調整していない)ともなるとアルコール度数は19度にもなるのです。
通常の千寿ってある意味記憶に残らないぐらいサラリと飲めてしまうお酒なのですが、生原酒の方はやっぱり口に含むと強い!って思いますよ。
意外とシチュエーション、自分の体調、年ごとによって予想以上にスッと飲めちゃうときもあるんですけれどね。
その辺は久保田の造りのうまさもあるのかなと思います。
年に1度の限定久保田、この特に寒い時期でしたら飲む期間にもよりますが冷蔵庫がなくても大丈夫であったりもしますので是非試してみてはいかがでしょうか?
ところで、この久保田千寿 吟醸生原酒を火入れだけして熟成させたものが秋に発売されます。(久保田 千寿 秋あがり)
その秋あがりを冬頃にお燗にしたらとっても美味しかったんですよ。
と、いうことで生のまま熟成させてお燗で飲む、というのもありかもしれません。
(まぁ、今お燗にしても美味しいとは思いますが「だったら別のお酒でよくない?」ってことにはなりやすいです)
スペックは五百万石の麹50%、掛55%、アルコール度数19度、日本酒度は+5
価格は一升瓶1830mlが3649円、720mlが1646円となります。
