〆張鶴の夏の限定酒が発売中です。吟醸生貯蔵酒

〆張鶴 吟醸生貯蔵酒

〆張鶴の夏の吟醸酒がやってきました。

〆張鶴 吟醸 生貯蔵酒

言わずとしれた新潟県村上市の名醸酒の生貯蔵。

通常行う2度の火入れ(搾った直後と出荷前)のうち、生貯蔵というのは「生のままで貯蔵している」ということなので搾った直後は火入れをせず、出荷前にだけ火入れを行っていることになります。

完全な生酒ではありませんが、生酒らしいフレッシュ感や風味が残っているのが生貯蔵酒のいいところ。

管理としても完全な生酒よりかは変化が少ないので〆張鶴さんらしいチョイスかなと思います。

近年は冷蔵設備も普及しているので夏でも普通の生酒、生原酒など増えましたが、自分たちの味をしっかり伝えたいというのが〆張鶴さんの思うところかなと。

(ちなみに、同じ1度火入れの生詰め酒の方がより熟成に向いた酒質になりやすいのかなと思います。
なかなか同じお酒の火入れ違いのお酒なんて飲み比べる機会はありませんが。
あったとしても時期によってもまた印象とか変わるでしょうしね。)

味わいはさすがの〆張鶴。
山田錦を50%磨いた吟醸酒なのですが、香りの良い爽やかな辛口。

日本酒通の方にも、普段あまり日本酒を飲まない方にも自信をもってオススメできる一品です。

価格は720mlが1,653円。1800mlが3,352円となります。

生貯蔵酒、とはいえ要冷蔵ですのでその点はご注意ください。
とはいえ冷やして飲むのに限りますが。